【とこなめ・G3イースタンヤング】高井雄基「エンジンの力を拝借」
デビューからずっと、この水面で練習を重ねたとこなめ育ちの高井雄基(26)=愛知=が、4号艇で1回走りの初日は3着。「地元でイースタンヤングを走れるのはうれしい」。地元で大会初出場の喜びを、まずまずの滑り出しにつなげた。
頼もしい相棒が味方だ。手にする15号機は勝率6.52、2連対率50.8%ともトップの実績ナンバーワンエンジン。「足はいいですね。Sをしてからの伸びと、道中の足がいい。レース足がいい」と額面通りの動きを誇っている。
「まずはエンジンの力を借りて準優に乗りたい。活躍を見せられるように頑張る」。2020年5月のデビューから3年。まだA級の経験はないが、勝率は期ごとに一歩ずつ上向きで、23年後期(7月~)適用は4.83と5点台もすぐそこに迫った。世話になっている水面での晴れ舞台。成長した姿を存分に披露する。