【ボートレース大村(ナイター)GⅢマスターズL】山一鉄也「グループの後輩に負けんごと頑張りたいね」
3日目は2R2枠の1走だった山一鉄也(58)=福岡・68期・B2=が枠番通りの2着を手堅く確保。これで5着だった2日目後半以外の3走はすべて2着の好成績。得点率10位で予選最終日に飛び込んだ。
素性Aランク評価の28号機も頼もしい限り。「伸びは上に何人かいるけど、その人たちを除けば上の方。出足も悪くないしバランスが取れている」と額面通りの動きに手応え十分だ。
「今年はゆっくり休み過ぎたね(笑)」。前期の出走回数不足で現在の肩書はB2も、今期(5月~)は6点に迫る勝率(27日時点で5.95)を稼ぎ出して定位置のA級復帰も秒読み。7月には通算2500勝の金字塔も打ち立てた。おのずと機運も高まるばかりで、「今年は勝率を持っとうごたばってん、(篠原)晟弥(124期)とかね。なかなかA1になりきらんけん、(ペラ)グループの後輩に負けんごと頑張りたいね。来年は1月から飛ばしていきたいね」とキリッとした表情で怪気炎を上げた。
「2年後に60歳を迎えるけんね。頑張らんとね」。予選ラストは1R6枠と7R4枠の2走。博多の古参が、まだまだ若々しい走りでまずは準優入りをがっちり決める。