【ボートレース下関(ナイター)GⅡモーターボート大賞】人気女子レーサー野田彩加がトークショー 「試練多かった」デビュー当初の苦悩を告白
人気女子レーサーの野田彩加(22)=山口・126期・B1=が29日、下関ボート本場イベントステージでトークショーを行った。
野田は2020年5月に徳山ボートでデビューし、翌年9月に初1着を挙げた。2025年前期適用勝率は5・77で初となるA2級昇格を果たし、今後が嘱望される若手女子レーサーの一人だ。
グレーのニットセットアップというシックな装いで現れると、集まったファンからは歓声が飛んだ。
話題はデビューしてからのレーサー生活に及ぶと、「いろいろ試練のあった5年間でした」と告白。「若い頃はSを行ってしまってF2も3年で2回しました。走れない時期が多くて…。今はさすがに学んで事故が少なくなってA2級に上がれました」とF禍を乗り越えてのA級昇格だったと話した。
また、目標とするレーサー像については「水面で活躍するのも格好いいけど、人として尊敬できる人にあこがれます。自分もそういう人になりたいです」と語った。