【ボートレース福岡・一般】2節連続あっせんの24歳「調整のアドバンテージは大きい」地元では初の予選突破に闘志
何とか土俵際で踏ん張った。森清友翔(24)=福岡・129期・B1=は3日目2Rで2コースからセンター枠の野中一平や青木幸太郎の猛攻を防いで2着を確保。ここで大敗すると予選敗退が決定していただけに、大きな意味を持つ2着となった。
機力に関しても手応えは十分。2日目までも出足型で好気配だったが3日目からは伸び型のプロペラ調整にシフトして、「出足や回り足の良さが残ったまま、伸びも2日目より良くなっている」とさらなるパワーアップに成功した。「もっと伸び寄りにしていいのかも」。もう一段階引き上がる可能性も示唆しており、勝負駆けを行う上で抜かりはない。
今節は追加あっせんで、前節の「A1チャレンジカップ」からの連続参戦。2節連続で同じレース場を走れるのは何よりのプラス材料だ。「前節から冷えて今節と気温も変わらないし、調整のアドバンテージはかなりあります。それにこのエンジンは原田篤志さんがめちゃくちゃ出ていたので信頼できますからね」
前節はシリーズを通して6回も舟券に絡んだが結果は予選敗退。今節は何としても第一関門を突破するつもりでいる。「エンジンは前節よりも間違いなく出ているので絶対に地元で予選を突破したい」。過去に5回の予選突破を経験しているが、いまだに地元ではゼロ。地元で成長をアピールするためにも、予選ラストは何が何でも上位着を狙いに行く。(森 大輔)