【ボートレース大村（ナイター）GⅢマスターズL】大一番で杉山正樹の豪快弾が飛び出すか「足としては十分にチャンスがあると思う」

【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
　予選2位通過の杉山正樹（46）＝愛知・87期・A1。1号艇で迎えた準優10Rでインから先マイを果たすも、BSでまくり差した市川哲也に逆転を許した。それでも2着は死守し、ファイナル進出。初日のドリーム組のメンツは保った。

　「足はめちゃくちゃ良かったですよ」。勝利こそ逃したが、機力は活発。「Sは遅れたけど、伸び返して先に回れましたからね」とコンマ18と後手に回った踏み込みをもカバーした伸びの良さには満足感を示した。

　優勝戦は4号艇に座る。6号艇の吉川昭男が動くだけに「スローに向けることはないでしょうね」とキッパリ。「ピット離れも悪くないし、（チルトは）0.5よりももっとハネてもいいかなと思っています」と一撃仕様も示唆。数ある引き出しの中から最善策を練る構えだ。

　当地はこれで昨年5月、そして今年2月に続いて3節連続優出。「足としては十分にチャンスがあると思います」。7月のマスターズ以来、今年3回目、通算50回目のVを豪快に決めてみせる。

　▼12R　杉山がダッシュを利かせて特大ホームランをかっ飛ばす。4－125－1256。
　▼7R　伸び上位級の品田直樹がカドからひとまくり。4－12－125。

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