【ボートレース福岡・一般】2期続けたA1から陥落した徳島の37歳「いいリズムのまま最後まで行きたい」即A1復帰を果たすべく気合十分
気持ちよく準優に乗り込んだ。得点率2位タイで予選ラストに飛び込んだ河野大(37)=徳島・110期・A1=は、4日目の2走も逃げとまくりでピンピン奪取に成功。首位の河野真也にまでは届かなかったが、きっちり2位を確保して準優の白いカポックを手にした。
機力にも手応えは十分。「伸びは真也さんや小澤(和也)さんや柏野(幸二)さんが上」と伸びに関しては上がいることを認めつつも、「行き足や回り足がいいし、どの足も普通より上はある」と実戦足の良さを強調。「上位級には入っている」。残り2つのしびれる一戦を戦い抜く準備は整っている。
31日は2026年前期(来年1~6月)適用勝率の選考期間の締め切りだったが、残した勝率は6.16で2期続けてきたA1からは陥落。何が足りなかったかは既に見えている。「7月の福岡と蒲郡の周年の成績がひど過ぎました。エンジンが悪い時でも、それなりにまとめきれる安定感を身につけないと」
そして自らをランクアップさせるのに必要なのがもうひとつ。「いいエンジンの時の爆発力。今節みたいなシリーズを増やさないといけない。このいいリズムのまま最後まで行きたい」。今節は前期の最終戦であり、今期の開幕戦でもある。A1復帰へ最高のスタートを切るためにも、このままVまで突っ走る。(森 大輔)