ボートレース

【ボートレース福岡・一般】4年10カ月ぶりのVへ闘志満々の地元41歳「今回は狙っていく」 代名詞の強S一撃!

地元でのVに闘志を燃やす青木幸太郎​

 勝負に勝ってレースに負けた。準優10Rで2号艇の青木幸太郎(41)=福岡・95期・A2=は、2コースからゼロ台のSを踏み込んでまくりを敢行。4コースの入澤友治に差されて2着となったが、1号艇茶谷信次を沈めてレースを作ったのは紛れもなく青木。負けてなお強しの印象を残した。

 機力は上昇一途。序盤からプロペラ調整を施して、自身が常に求める伸びはトップレベルに到達している。「最初は中堅より少し上ぐらいだったけど、今は完全に二重丸を付けられる。優勝を狙えるレベル」。伸び型の一撃仕様という、いかにも青木らしい仕上がり。戦闘態勢は整っている。

 ただVへ向けて、あと一つプロペラに手を加えるつもりでいる。「勝つためにはSを行くしかない。どう叩いても伸びはいいので、あとはSがしやすいようにしておきたい」

 2021年の新春開運特選レースで、岡崎恭裕、篠崎元志、前田将太らそうそうたるメンバーを相手に3コースからまくってVを飾って以来、優勝戦では音沙汰なし。だからこそ今回に懸けている。「久しぶりに優勝したいし、やっぱり福岡で優勝したいという気持ちが強い。今回は狙っていく」。同門の後輩でシリーズリーダーの河野真也は準優でまさかの敗退。最後に残った地元の砦として、タイトル死守へこん身のS攻勢に出る。(森 大輔)

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