ボートレース

【ボートレース福岡・一般】中穴なら野長瀬、大穴なら青木が狙い目


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
 

 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。ファイナルに進出した6人の通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

 今節は実力が拮抗(きっこう)した大混戦シリーズとなっていますが、今回の通算V率のデータも今節を象徴するような数字。人気を集める1号艇の木村仁紀は12.3%と悪くはありませんが、〝勝負強い〟とは呼べません。元グランプリ戦士の野長瀬正孝が21.7%とここでは断然で、1号艇を上回る選手がいるとあって波乱が起きやすい優勝戦なのは間違いありません。

 そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。

 こちらは目を引く数字が多く、言い換えればイン以外のV率、つまり波乱を起こして優勝した確率が高い選手がそろっています。通算V率トップの野長瀬が45.6%とかなり高い上に、2コースのV数も14回と経験豊富。エース機で機力も節一とくれば狙う価値はあります。ただ、ここで最も高い数値を示すのは青木幸太郎。85.7%と強烈で、通算7V中3回が4コースというのも見逃せません。中穴を狙うなら野長瀬、大穴を狙うなら青木というのがセオリーでしょう。

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