【からつ(モーニング)一般】上野真之介「得意分野」の出足向上

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
地元の上野真之介がギアを上げてきた。2日目は5コースから持ち味の鋭いまくり差しで1着。後半もそつなく2着を確保して得点率4位まで押し上げた。
前検から嘆き節の続いた機力も「前半は出足がすごく良かった」と話せば、「後半は前に進んでいた」と成績通りの手応え。表情にも明るさが戻ってきた。
「伸びはつけ方が分からないので自信がない」と話すが、「乗り心地も悪くなくて、出足関係は最近の中ではいい」と、得意とする出足の性能アップが図れたことは間違いない事実。準優はその出足を生かせる2コース。優出切符を手にして、地元主力のノルマを果たしてみせる。
▼4R 上野は2日目と同じ5コース。カドにはSの早い山田がいるのもプラス材料。再びのまくり差しで準優に弾みをつける。5―14―1246。