ボートレース

【ボートレース福岡・ルーキーシリーズ】2期上の先輩であり弟を追う香川の23歳「今期は絶対にA級になりたい」機力が平凡でも結果を残す

機力とともにリズムもアップしてきた西丸敦基

 ベストではないがベターな結果は残した。2日目7Rで西丸敦基(23)=埼玉・132期・B1=はインから先マイを果たしたものの、2コースの鰐部太空海に差されて2着。ただ、「S特訓から鰐部さんに伸びられていた」という状況なら大敗を回避できての8ポイント獲得は御の字だった。

 機力も悪かった前検、初日と比べれば一歩前進。もちろん、「鰐部さんとは足が違う」と超抜パワーの鰐部には遠く及ばないが、「出足や回り足が上向いて初日よりはいい。普通はある」と中堅レベルには到達。持ち前の旋回力を加味すれば、十分に勝負できる状態には引き上げてきた。

 A級昇格を狙った前期(5~10月)は、期初めに切ったFが響いて勝率は4.69と奮わずじまい。2期上の先輩であり弟でもある侑太朗は新期にA1初昇格を果たすとあって、当然期するものがある。「今期は絶対にA級になりたいし、ならないといけない」

 そのために何をしなければならないかは、十分に分かっている。「今節みたいにエンジンが大したことない時に、どうまとめられるかですね。何としても予選は突破したい」。良機じゃなくても成績をまとめるのが本物のA級。機力が平凡な今節は今後の試金石であり、真価を問われる今シリーズで結果を残す。(森 大輔)

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