【ボートレース津・ルーキーS】中村泰平が逃げて今年2V、通算7V
| ◆津12R優勝 | ||||||||
| 着 | 枠 | 選 手 名 | 年 | 支部 | 期別 | コース | ST | 今節成績 |
| 1 | 1 | 中村 泰平 | 29 | 愛知 | 117 | 1 | 07 | 1222223161 |
| 2 | 3 | 原田 雄次 | 27 | 福岡 | 125 | 3 | 12 | 22541231 |
| 3 | 4 | 砂長 知輝 | 26 | 埼玉 | 125 | 4 | 16 | 1321124252 |
| 4 | 2 | 宮脇 遼太 | 27 | 福岡 | 127 | 2 | 11 | 111442251 |
| 5 | 5 | 竹下 大樹 | 26 | 福岡 | 121 | 5 | 15 | 164313162 |
| 6 | 6 | 石本 裕武 | 25 | 大阪 | 131 | 6 | 10 | 1132431342 |
| 3連単 1500円(4番人気) | 決まり手=逃げ | |||||||
津ボートのルーキーシリーズ第21戦は最終日の23日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の中村泰平(29)=愛知・117期・A1=がコンマ07のスリット攻勢を決め、チルト3度の石本裕武のまくりをしのいで逃げ快勝。今年2度目、通算7度目の優勝を決めた。2着は原田雄次、3着は砂長知輝が入った。
■ヒーロー
強烈な6コースまくりを全力で受け止め、そして堂々とはね返した。「ほっとしてます」と深く息をのんだ中村泰。チルト3度の伸び仕様で大外から石本が襲いかかってくる。「スリットを過ぎてからすぐ緑(6号艇)が見えた。もう必死。全速で行くしかなかった」。2艇がレバーを握ったまま、へさきを並べて1Mを旋回し切ったところで石本がバランスを崩して勝負は決着。今年2度目のVを勝ち取った。
「本当にぎりぎり。1マークでは石本と接触してしまい申し訳なかったです。でも(内の艇に)差された感じはなかったし、完璧な調整ができました」と声を弾ませた。
1月からの2026年前期適用勝率は7.23。デビューから初の7点超えをマークするなど、近況は充実の一途。「順調です。3期前にF2をしてリズムを崩しましたが、その後はFなしでリズム良くこられていますから」と好調の要因を語る。
次は12月4日から地元とこなめでのGⅠ開設72周年記念「トコタンキング決定戦」に出場。「とこなめはデビューの地で大好き。GⅠを勝って、来年の(3月に蒲郡で行われる)クラシックに出たい」。29歳の若武者は最高の流れに乗ってSG切符まで勝ち取るつもりだ。