看護師から転身して1年の徳島支部の23歳女子ボートレーサーは〝年下の先輩〟の手ほどきで徐々に成長中「井上遥妃さんはまるで年上。尊敬できる先輩です」【インタビュー「西スポが聞く」】

【インタビュー「西スポが聞く」】
　昨年11月のデビューから丸1年。看護師から転身してボートレース界入りした高知出身の赤松咲香（23）＝徳島・135期・B2＝に、デビューからここまでについて聞いた。

（11月29日からボートレース芦屋に出走中＝12月4日まで）

　－－看護師からこの世界に飛び込むきっかけは？
　「看護師として1年ぐらい働いていました。別のことにも興味が出てきた時に、父（競輪選手の誠一）がボートレースを勧めてきて、年齢的にも目指すなら今しかないと思って受けてみました」

　－－何回目で試験に合格？
　「1回目は看護師を辞めてすぐ受けたので準備もできていなくて…。一通り試験の流れを理解して、試験の対策をして臨んだら2回目で合格できました」

　－－昨年11月のデビューから丸1年です。
　「厳しい勝負の世界なのでなかなか結果につながらないし、悔しいことも多いけど、自分の中でちょっとずつ成長できています。そういう意味では楽しいし、そこはすごくやりがいにも感じています」

　－－師匠やお世話になっている先輩は？
　「師匠はいないけど、同じ支部の（井上）遥妃さん（131期）にいろいろ教えてもらっています。練習につき合ってもらったり、ペラを見てもらったりもしています」

　－－年齢は井上遥妃選手が年下ですね。
　「年齢は一つ年下の先輩になるんですけど、本当に尊敬しています。年齢とか関係ないと思えるぐらいしっかりしていて、ボートになると熱量もすごい。年齢関係なくバシッと指摘もしてくれます。もう年上の先輩としか思えないです（笑）」

　－－今後の目標は？
　「今ずっと頭にあるのは（まだ取ったことがない）1着を取ることです。4コースに入ってまだ5節目ぐらいなんですけど、内寄りに入るのはB1に上がって納得いくレースができるようなってからにしたいです。思った以上に勝率2点台を取るのは難しいですけど、早く1着が取れるように頑張りたいです」

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