近江今年6度目V　ルーキー第22戦　【大村】

　大村ボートの全レース進入固定で行われた「ルーキーシリーズ第22戦」は30日、最終12Rで優勝戦が争われ、1号艇の近江翔吾（29）がインから押し切り、今年6回目、通算では16回目の優勝を飾った。大村では今回で連続V。2着に仲谷颯仁、3着に定松勇樹が入り、3連単、2連単ともに1番人気での決着となった。

■ヒーロー

　圧倒的な強さを見せた。予選トップ通過に成功した近江は、準優1号艇、優勝戦1号艇と王道のVロードを一気に駆け抜けて「逃げられて良かったですね。優勝戦はいい調整ができました」とホッとした表情を見せた。

　今年はこれでG1ヤングダービーを含めて6V、通算では16V。大村は10月に続いて連続での優勝で「今年は出来過ぎですね。（大村は連覇をして）大好きな水面になりました」と笑顔を見せた。

　そして、今月13日から大村で行われるSG「グランプリシリーズ戦」の出場も決まり、再び当地へと戻ってくる。初出場となるSGの大舞台へ向けては「あまり気合を入れ過ぎると空回りをするので、いつも通りやれることをやっていきます」と平常心で挑む。「次に来たときもいいレースができるように、一走一走全力で頑張ります」と健闘を誓った。　（橋口文子）