ボートレース

【とこなめ・GⅢイースタンヤング】関浩哉がイン逃げで快勝V

 とこなめボートのGⅢ「第10回イースタンヤング」は16日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の関浩哉(28)=群馬=がコンマ07の好Sを決めインから逃げ切り快勝。1月の平和島以来となる今年2回目、通算では12回目の優勝を飾った。この優勝でプレミアムGⅠ・ヤングダービー(9月19~24日・下関)の優先出場権を獲得。2着はまくった高田ひかる、3着には差した地元の野中一平が入った。

イン逃げで快勝し、今年2回目の飾った飾った関浩哉

■ヒーロー
 2018年のヤングダービーの覇者が貫禄を見せつけた。進入は枠なりで、3コースの高田が引いて12・3456。関はインからコンマ07の好Sを踏み込み1Mを危なげなく先回り。まくる高田や差す野中をまったく寄せ付けなかった。「Sは全速でいけたし、野中選手が壁になってくれた。1Mはいい掛かりをしてベストなターンができた」と振り返る会心のレースだった。
 手にした40号機は2連対率34%台の中堅級のエンジン。そこに的確なペラ調整を加え、伸びを上位レベルまで押し上げた。「優勝戦の前に回転の調整を合わせたぐらい。舟足は準優と変わらず、いい状態のまま臨むことができた」と、仕上がりに自信を持っていた。
 優先出場権を手にした9月のヤングダービーに向けて「頑張って優勝したい」と2回目の制覇へ意欲を示す。次走は20日からの徳山SGグランドチャンピオンで、7月には児島SGオーシャンカップを控える。「SGで勝つのは難しい。でも、年末のグランプリに出場できるように、モチベーションを保っていきたい」と自らを鼓舞する。群馬の次世代エースがさらなる高みを目指して突き進んでいく。(高瀬勝三)

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