東京60歳のベテランは「還暦」Tシャツを着用して活躍中「ペラグループのみんなが作ってくれた」【インタビュー「西スポが聞く」】
【インタビュー「西スポが聞く」】
1985年にデビューした浦田信義(60)=東京・57期・B1=は今年の8月に60歳になった。選手生活40年を越える東京のベテランにペラグループの話などを聞いた。
(12月13日からボートレース大村に出走=12月19日まで)
--「祝 還暦」とプリントされたTシャツを着ていますね。
「ペラグループのみんなが作ってくれたんです。登録番号2445の水野正三さんという方がいて、僕らは水野さんを慕ってグループに入りました。今節いる増田進(東京・70期・B1)もメンバー。昔は先輩がたくさんいたけど、どんどん辞めていって。若い子も入らないから人数も少なくなっていったし、今は自分が最年長。だから、グループで初めて還暦を迎えた選手です」
--赤色でお似合いですね。
「赤いちゃんちゃんこって言うけど、さすがにそれはできないからね。それでこういうデザインになったんでしょうね。11月に水野さんの命日があって、その時にみんなで集まったんです。そこで頂きました」
--還暦になってもレーサーとして頑張っていてすごいです。
「いやいや。最近は全くでした。今節は同期の北川敏弘さん(佐賀・B1)がいて、『最近は俺ら厳しいね』っていう話をしてた。そしたら、さっき(4日目4R)で北川さんがFしてしまって…。それを見た直後だから(4日目5R)、自分も2コースからSで遅れてしまった(苦笑)」
--今シリーズは評判のエンジンを引いて、予選でも活躍(6戦2勝で9位通過)。北川選手の分まで頑張ってください。
「そうですね。エンジンは伸びとか本当にいいですから。いいところまで行けるよう頑張ります」