【芦屋（モーニング）一般】松尾充　優出まで届かせる

　松尾充は予選最終走の１枠をきっちり逃げ切り、予選を７位で通過。６戦２勝オール３連対と上々の着取りだが、予選道中は決して平たんな道のりではなかった。
　相棒の４０号機は、前回の篠崎仁志をはじめ複数の選手が調整に手を焼いたエンジンで、松尾も「成績ほどの足ではない」と手応えはいまひとつ。それでも「だいぶ良くなってきて普通はありますね。石倉選手、中嶋選手とか良さそうだけど、初日よりついていける感じにはなっていると思う」と日ごとに機力を上向かせ、予選突破までこぎ着けた。
　準優は３号艇での出走。「（エンジンが）出ている人がたくさんいると分からないですが、着は守れるくらいはあると思います」。ここまで来たら着を守るだけでなく、優出にも手を届かせてみせる。