ボートレース

【ボートレース福岡・一般】デビュー14年目にしてA1初昇格を果たした36歳「守りに入らず攻めるレースを」

初日未勝利も行き足や伸びには手応え十分の植田太一

 何とか踏みとどまった。初日8Rで植田太一(36)=福岡・109期・A1=は安部慎一、羽野諒、富田恕生との接戦をさばいて2着を確保。初戦の4RではS遅れと道中での接触が響いて大敗していただけに、初日にして一気にポイントを挽回してみせた。

 初日未勝利ながらも機力に関しては手応え十分。前半での接触で操作性にやや問題を抱えているが、「行き足や伸びは展示タイム通りにまあまあいいですよ」と良好な感触に顔もほころぶ。重量級ながら展示タイムはいずれのレースもトップタイムであることが、機力の良さを証明している、

 前期(5~10月)は勝率6.30をマークして、デビュー14年目にしてA1に初昇格。2日目のドリーム戦は初めてA1としての実感を得られる場所だ。「自分が3大特選のドリームに乗るなんて、ちょっと前は考えられもしなかった。本当にうれしい。今までA1になったという実感はなかったけど、A1になれたんだなと思う」

 椎間板ヘルニアに悩まされて出世が遅れていたが、養成所では7点勝率をマークした好素材。今の成績は決してフロックではない。「『ヘルニアがなければ』はたられば。ヘルニアで重量級にならざるを得なかったけど、それを含めて今の自分がある」。もちろん感慨に浸っているヒマはない。

 もう次の戦いは始まっている。「せっかくなれたので、何としてもA1はキープしたい。決して守りに入らず、自分らしく攻めるレースをしていきたい」。植田らしい豪快な全速攻撃で、出世ロードの歩みをさらに進める。(森 大輔)

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