【クローズアップ】柳生泰二 地元勢最上位の3位 【下関】
3日目を終えて得点率7.75の3位。柳生泰二(38)=山口=が地元勢の最上位に位置している。
1回走りのこの日は3コースから握って回り、手堅く2着を確保。「回転が合っていなくて、道中は怪しかったですね。行き足はいいんですが…」。ただこのレースは1周2Mで事故が発生し、実質的に1周半でレースが終了。あまり競り合う必要がなかったとはツイていた。
回転に調整の余地こそあったが、「機歴を思えば動いてくれている」。相棒は2連対率28%という低実績ながら、上位機を相手に十分な健闘ぶり。大きな不満は一切抱えず、ペラ調整程度で予選最終日の戦いに備える。
今年10月のとこなめダービーには山口支部から唯一の出場。しかもそれがSG初出場だった。「出られたのは良かった。でも今年の争いももう終わり。また一から、SG出場の権利を取っていきたい」。新たな挑戦の道は既にスタート。G1戦であれば、優出ならオーシャンカップ、優勝ならクラシックとSG切符につながっている。「もちろん優出、優勝を目指して頑張りたい」。4日目はその確率をいかに高めるかの戦い。2走とも好走を演じて、このまま上位での予選突破を目指す。