【びわこ・Ｇ２秩父宮妃記念杯】藤原啓史朗の周りは高レベル!?

＜記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々＞
　エース機候補を引き当てて注目の的だった藤原啓史朗の第一声は弾まなかった。「いいことは全然ないです」。期待が大きかったこともあるようだが、「伸びたとしても４分の１艇身程度。少しのぞいたところから引き離せるかと思ったら、そんなことは全くなかった」。

　ただ前検日は、前操者のままの状態で調整の余地が大あり。そして藤原はこうも分析。「Ｓ特訓の班のみんな（浜先真範、高田ひかる、佐藤隆太郎、鈴谷一平）が出ていたから、伸びなかったのかも」。前検タイムが発表されてみれば、そのうち高田は藤原と同じ６秒60の前検一番時計。なるほど、その見立ては正解かもしれない。この班の面々は早めに狙っておこう。

　▼３Ｒ　Ｓ特訓で藤原の伸びを食い止めた浜先がインから粘り込む。同じ班だった鈴谷は期待の良機。１－６＝２４。
　▼８Ｒ　高田がカドから一気の可能性は大いにある。４５－４５６－４５６。