ボートレース

【尼崎・G2ボートレース甲子園】北関東同士の意地の張り合い

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 自分の出身県の選手動向はやはり気になる。ファンの方もこの大会ばかりは、そんな視点で注目していただけたらと思う。

 茨城出身の私にとって、今節の最注目はもちろん倉持莉々。「茨城のアピールを頼みます」とお願いすると「任せてください」と頼もしい返答。しかし、特訓後のコメントは全く振るわなかった。「久々にかなり悪い」。勝率が4.20という低実績機の能力は数字通りだったか・・・。軽量の利でどうにかしてその苦境をはね返してほしい。

 その倉持の隣でエンジンを装着していたのが、出身県でもお隣の金子拓矢(栃木)。こちらは勝率6.46とA1レーサー並みの優良機。前検の感触こそパッとしなかったが、初下ろしからの戦歴を見ると、実戦で威力を見せそうな気がしてならない。同じ北関東の他県勢には負けたくないけど、パワーの優位は認めるしかないなぁ。

 ▼3R 金子が機の底力で大外から届かせる。135-6=135。
 ▼9R 倉持は真っ先に握れる位置なので2、3着の穴候補に抜てき。1-3=全。

たまたま隣県同士でボートを並べて作業していた倉持莉々(茨城)と金子拓矢(栃木)
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