【尼崎・G2ボートレース甲子園】初出場の前田将太と宮地元輝が闘志満々

岡崎恭裕の出場が直前で決まり、九州・山口出身者は総勢11人で、第2回大会の峰竜太以来となる深紅の大優勝旗奪還を目指す。
その峰竜太を差し置いて佐賀代表と初出場となったのが宮地元輝。今までは、「縁のない大会だと思っていた」と打ち明けたが、昨年に立て続けにG1、SGと制した実績を受けての晴れ舞台。「峰さんが出場停止のペナルティーを受けていましたからね。そのおこぼれ。でも、使えるものは全部使っていきますよ」と、のし上がるためにはこの巡ってきた機会を余すことなく生かすつもり。「福岡市在住だけど、今回は佐賀色を出していきます」。『がばい旋風』を巻き起こして、初出場初Vを狙う。
初出場初Vを狙うのは『福岡代表』の前田将太も同じ。「甲子園はいつか出たいと思っていた。福岡支部がいっぱい出ているといっても、福岡としての枠は1つですからね。素直にうれしい」。しかも、今年は8月に地元福岡で開催されるSGメモリアルにも、福岡ボートの代表として参戦。デビュー時から思い描き続けた『福岡のエース』として、今年の夏は奮闘する。
今年は初出場が多く、渡辺崇、木場悠介、下條雄太郎も初のエントリー。下條はF2と重い足かせを背負うが、「長い夏休み前だけど、長崎代表というなら頑張らないわけにはいかない」とねじり鉢巻き。渡辺や木場はもちろん、5年連続出場を果たした『常連校』の前川守嗣も、本家の甲子園と同じく強豪校をなぎ倒すジャイアントキリングを目指して全身全霊を傾ける。(森 大輔)
九州・山口勢 | |
選手名 | 出身 |
深川 真二 | 佐 賀 |
前川 守嗣 | 沖 縄 |
松村 敏 | 熊 本 |
大峯 豊 | 山 口 |
岡崎 恭裕 | 福 岡 |
下條雄太郎 | 長 崎 |
池永 太 | 宮 崎 |
宮地 元輝 | 佐 賀 |
渡辺 崇 | 大 分 |
前田 将太 | 福 岡 |
木場 悠介 | 鹿児島 |