ボートレース

【尼崎・G2ボートレース甲子園】福岡トリオが決勝進出へねじり鉢巻き

1着取りに成功した池永太(左)を笑顔で迎える前田将太

 総勢11人を送り込んだ郷土勢からは、池永太、岡崎恭裕、前田将太の3人がベスト18に進出。深紅の大優勝旗を懸けた決勝戦進出へ、福岡支部勢の3人に命運は託された。

 この中で最上位の結果を残したのは池永太。4日目前半6Rは、「番組を見た瞬間から狙っていた」という3カド戦からまくって快勝。ただ、連勝を狙った後半10Rは2着。4コースからまくり差していったんは先頭を走っていただけに悔やまれる一戦。「準優1号艇の可能性を残すには、1着しかなかった。詰めが甘い」

 直前の福岡でも予選ラストで準優1枠を逃した経緯があり、自らの課題を猛省。とはいえ、準優は得意の2号艇。「足はいいので一発を狙いますよ」。Vの確率を高める1着通過へ、特大のホームランを放つ。

 岡崎恭裕、前田将太の福岡代表のダブルエースは、池永とは対照的に大いに不満の残る4日目の内容。序盤の貯金がものをいって第一関門突破にこぎ着けた形だ。

機力には手応え十分の岡崎恭裕

 ただ、両者ともトーンダウンするどころか胸の内はヒートアップしているのだから頼もしい。岡崎は「(インの)倉持さんにあんなに落としてターンされた2コースではきつい」と展開不利を嘆いたが、返す刀で「明日(準優)はこんなレースはしない」とキッパリ。

 準優は不利枠となった前田も「優勝戦に乗れれば面白そうな足。何としても乗りたい」と闘志はなえていない。ともに福岡代表の看板を背負うことを意気に感じているとあって、準優は快刀乱麻の走りで郷土勢の牙城を守ってみせる。(森 大輔)

九州・山口勢
選手名 出身
深川 真二 佐 賀
前川 守嗣 沖 縄
松村  敏 熊 本
大峯  豊 山 口
岡崎 恭裕 福 岡
下條雄太郎 長 崎
池永  太 宮 崎
宮地 元輝 佐 賀
渡辺  崇 大 分
前田 将太 福 岡
木場 悠介 鹿児島
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