【若松(ナイター)一般】羽野直也が気持ちよくオーシャンへ

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
いずれは福岡支部だけでなく、九州を背負って立つ男が堂々たる立ち振る舞いだ。予選トップ通過の羽野直也は準優11Rを、トップタイの09の踏み込みで圧勝した。これで今年4度目の優出1号艇。当地通算3Vに最短ルートで王手をかけた。「出足は△から○くらいになった。伸びに関しては十分」。唯一の不安も薄れたことで、ここにきて勝機はぐんと拡大した。
今年のSGロードは3月に平和島で開かれたクラシックで優出5着の実績。今節を終えれば児島のオーシャンカップが待つ。「エンジン抽選のこともあるけど、いいリズムをつけて行きたい」というのは当然の心理。完璧な逃走劇で有終の美を飾る。
▼12R 羽野の軸は揺るがない。西山が伸び仕様も視野に入れ、山田は抜群の機力を維持。榎に好展開が訪れそう。1―6=全。
▼10R 峰重の直線は上々。山室の前付けを入れて一発長打だ。今井と両立して2=3―46。