【若松(ミッドナイト)一般】大須賀友 前走地は格別のV
二人の愛弟子が発奮の原動力だ。大須賀友は前走地の徳山で予選を2位で通過すると、V戦は絶好1枠を獲得。周りとほぼ同体の17のSを張り込んで、通算4回目のVを果たした。「優勝戦の1号艇で3連敗をしていたから、格別ですよ。1月から荒木(颯斗)と松田(真実)を弟子にして、ターンの勉強もするようになった。自分はうまくなるしかないほどヘタなので(笑)」。手塩にかけて育てる弟子たちに技術を還元しようという愛情が、相乗効果になっている。
そして今節タッグを組むのは、エース29号機という最高の巡り合わせだ。「ペラは叩いていい感じがあった。手前の足が良さそう」と期待にそぐわぬ感触を得た。2場所連続のVは決して容易でないが、素性抜群機を味方に戦線をにぎわせる。