ボートレース

【からつ・G2MB大賞】喜んでなんかいられない


 

3走目で水神祭を決めた篠原飛翔
水神祭を決めてガッツポーズの大澤風葵

<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
 初日の橋本明に続いて、2日目は篠原飛翔と大沢澤風葵がG2初1着の水神祭を達成。G2ならではの光景が展開されています。
 ただ、水神祭達成の思いは対照的。大澤は「ホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべていましたが、篠原は終始浮かぬ表情。これには理由があります。「水神祭ができて多少はうれしいけど、G2の水神祭で喜んではいられない。SGやG1で水神祭をする選手にならないと。それに、予選を突破する気持ちで来ていて初日はゴンロク(5、6着)。ただただ情けない気持ちの方が大きい」
 目指す高みはもっと上だからこそ、満足感はないに等しいのでしょう。しかし、初日に大敗したとはいえ、まだ3走24点で勝負駆けを続行中の篠原。「最後まで諦めずに行きます」。この気持ちの強さなら、残り4日間は余計に楽しみです。
 ▼1R 篠原の半年間の2コース1着率は27%と秀逸。インの北川の機力が伸び型なのも、差すには追い風。2―5=全。
 ▼12R 西野は不良航法の減点を取られたが、3走26点で間に合う。2―4=全。
 

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