ボートレース

【ボート王国九州・山口!】新開が初SG、瓜生は3V狙う 【大村】

初のSGに気合満々の新開航
初のSGに気合満々の新開航

 郷土勢は2ndに地元の原田幸哉、1stに瓜生正義、白井英治、羽野直也が出走。艇界の頂点を目指す。シリーズ戦には大挙13人が出場。総勢17人が、今年最後のSGを駆け抜ける。

 福岡の新星・新開航はSG初陣に気合満々。今年はG2を含む10Vと猛烈な勢いで勝ちまくった。振り返って「調整力がついてきたのが大きいですね。もちろん出来過ぎですが、この勢いで最後も突っ走りたい」。年間勝利も120勝と現在トップ。益田啓司に7勝差をつけて年間最多勝のタイトルも有力だ。今回さらに白星を重ねればさらに近づくが、「もちろんそれは狙いたい。でも今回はSG。それ抜きでも頑張りたいです」。相棒となる26号機にも、「シリーズ組の中では機歴はいい方。でも乗った感じはいいとは言えない」と辛めの採点だが、気持ちでは負けていない。培った調整力を駆使して、「優勝戦を目指して頑張りたい」と上を目指す。

 瓜生正義は、連覇と3度目の賞金王を狙う。「この一年、(6月)選手会長になって空き時間はなかったけれど、レースは普段通りでしたね」と落ち着いた口調。手にした49号機には満足していないが、「初日を精いっぱい走って、いい結果を迎えられたら…」。選手会長と賞金王という二つの頂点を目指す。

 原田幸哉の出走は3日目から。それでも前検日は最後まで「時間が足りないよ」と嘆きながら整備室で精を出した。機に手応えがないわけではない。7回目のグランプリ出場だが、愛知支部時代を含めても地元開催は初。それだけに、最善を尽くす。「グランプリ優勝は目標だし、長崎のファンのみなさんを盛り上げたい」。できる限りの仕上げで、3日目の12R2枠戦を迎える。

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