【若松(ナイター)一般】好漢の宇佐見淳が真夏の主役

愛知支部の好漢が真夏の若松を盛り上げる。宇佐見淳は2021年12月以来、1年7カ月ぶりの当地参戦だ。手にしたエンジンは前操者の興津藍がVを飾った43号機。「Vエンジンだからそのまま。足自体はみんなと一緒くらいで申し分なかった」と十分に及第点。ただ「もっと回転を上げたい」と宇佐見流の策を投じることでさらにパワーアップをもくろむ。
7月からは4期ぶりにA1級に返り咲いて、今年はもう6優出とハイペースに歩みを進める。ただ本人は全く納得していないようで「調子がいい? ハッキリ言って良かったのは6月の福岡の優出だけ」と求めるレベルが高いからこそ、自分に厳しい。「いかに早くエンジンを仕上げられるかが強い人」。持ち味である、粘り強さやソツがないハンドルさばきも発揮して、ドリーム組以上の輝きを放つ。