ボートレース

【児島・SGオーシャンC】島村隆幸「今回〝こそ〟頑張りたい」

白星発進を決めた島村隆幸

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 5月の児島周年を制し、今節も注目の的の島村隆幸が、白星発進を決めた。初日は4R3号艇の1走でコースは4カド。自力で攻めるスリット隊形にはならなかったが、3コースがまくりに動いたことで差し場が開けて、あっさりと差し切った。「勝因は展開一本」という言葉もうなずける絶好の展開だった。

 機力は「初動の感じはいいが、ターンの出口が合っていない」と不満ありあり。ただ逆に考えると、そんな状態でも勝てたことは非常に価値がある。

 前検日、記者が島村にかけた言葉は「周年のように今回も頑張って」。島村の返答は「今回もというか、今回こそ頑張らないと意味がない」。この世界で走る以上はSGで結果を残してこそ。その気概を頼もしく思っていただけに、機力がどうであれ、白星発進という結果で応えてくれたことには、いっそうの頼もしさを感じずにはいられない。

 2日目には1号艇が巡り、2勝目を挙げてさらに勢いに乗れる可能性も大きい。児島周年のように序盤のうちに注目の存在へとのし上がる。

 ▼5R 1号艇島村が必勝態勢。4号艇の松田に大した足はないので、外枠勢どちらかの2着食い込みに警戒。1-56-234。
 ▼10R 地元山口は6枠時には大胆な攻めやセッティングも選択肢に戦うので要警戒。6-24-全、1-6-全。

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