ボートレース

【児島・SGオーシャンC】羽野直也 4日目の1号艇を前に好ムード演出

 じわじわとムードを上げてきた。羽野直也が3日目、3コースからまくり差して今節初白星をマーク。大きく得点率を引き上げて、最後の4日目に残った枠番は「1」。勝機の大きい大事な一戦に気分よく臨める状態を自らつくり上げた。

前節Vで今節へと乗り込んだ羽野直也

 そもそも今節の戦いそのものが、気分よく臨める状況だった。前節の地元若松でVを挙げての転戦。「いい流れをつくってきました」。初日から爆走とまではいかなかったが、手堅くまとめてポイントを確保。2日目の2走はともに大外ながら3、5着と踏ん張れたのも大きかった。機力もじわじわと充実中で、「出足も伸びも少しずつ良くなっていると思う」。最後を白星で締め、最大限の得点率を持って準優に向かう。

 宮地元輝、前田将太はギリギリで望みをつないだ。ともに3日目まで4走して19点で、目安の6.00超えには4日目の2走で17点以上が必要。ただ残った枠番はともに1と4。自力でクリアすることは可能だ。

 宮地はこの日、スリットからズリ下がる低調な動きに「自分がワーストです」と苦笑い。ただ、そこから整備とペラ調整を施すと、「試運転では普通になっていました。ワーストじゃない」と気配一変。「全力を尽くします」。いつもの宮地節で好気合のレースを約束した。

「ワーストです」と言って試運転に出たが、試運転後は「普通になっていました」とコメント修正の宮地元輝​​​

 ひょうひょうとした前田は「4日目が勝負というか、毎日が勝負なんですけどね」とポイントが伸び悩んだ3日間を振り返ったが、3日目の3着には一定の価値を見いだした。「これで4日目につながった」。前向きな姿勢で勝負駆けも成功させてみせる。

3日目の3着で望みをつなげた前田将太

 郷土勢はその他、篠崎仁志、岡崎恭裕、西山貴浩が準優圏内につけ、寺田祥、山田康二、瓜生正義も6.00
超えの可能性を残す。勝負強さを発揮して、1人でも多くの選手を準優へと送り込む。

九州・山口勢の出番
登番 選手名 支部 出番 出番   登番 選手名 支部 出番 出番
3623 深川真二 佐賀 7   4445 宮地元輝 佐賀 3 12
3779 原田幸哉 長崎 7   4477 篠崎仁志 福岡 4 11
3783 瓜生正義 福岡 1 9   4500 山田康二 佐賀 6 12
3942 寺田 祥 山口 8   4504 前田将太 福岡 1 10
4296 岡崎恭裕 福岡 7 12   4831 羽野直也 福岡 8
4371 西山貴浩 福岡 6            
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