ボートレース

【児島・SGオーシャンC】山田康二 絶望から一転して笑顔

 11人参戦の郷土勢は4人が予選突破に成功した。篠崎仁志、岡崎恭裕、羽野直也、山田康二で、11R終了時に18、19位で待機していた瓜生正義、寺田祥は残念ながら次点と次々点。瓜生は「今節は自分のレースがまずかった。5コースでもチャンスがあったのにハンドルを切り直したり、3日目も調整を失敗したり・・・」と結果を受け止めた。

 瓜生に代わって18位で踏ん張ったのが山田だ。「えっ? 準優に行けるんですか?」。4日目12Rは6号艇で4着。最終得点率の5.67は普段なら予選落ちの水準。絶望からの生き残りに笑顔がはじけた。「4日目は伸び仕様にチャレンジしたけど、少し伸びる程度なのでこれはやめる」。準優は同じ6号艇。もう迷わず調整できるだけに、4日目のチャレンジは無駄ではなかっただろう。

絶望の表情から一気に笑顔になった山田康二

 最も上位で通過したのは篠崎。序盤は「何もしていないし、するつもりもない。予選はこのままでいいかな」とノーハンマーを貫いたが、「3日目からずれてきたので微調整している。行き足、回り足は変わらずいい」。変化を敏感に感じ取り、的確に施した調整が効いている。

 岡崎は準優1号艇を狙っていたが結局は3号艇。「準優を勝つイメージなら1号艇だったので・・・」。ただ予選は、3コースに2回入って成績は2、1着。そのイメージを持って準優にも臨みたい。

 羽野は1号艇で4着に敗れて「舟がはねて・・・。あんなに流れるとは想定外」とバサバサ差されて唇をかんだ。それでも「6.00は確保しようと頑張った」と、予選落ちという最悪の事態は回避した。

左から篠崎仁志、岡崎恭裕、羽野直也の福岡支部3人

 くしくも郷土勢4人は全員が12R。全員優出の可能性はないが、誰かが優出する確率は高まったとも言える。最大2人の優出切符を目指す。

 

九州・山口勢の出番
登番 選手名 支部 出番 出番   登番 選手名 支部 出番 出番
3623 深川真二 佐賀 1 5   4445 宮地元輝 佐賀 6
3779 原田幸哉 長崎 2 7   4477 篠崎仁志 福岡 12
3783 瓜生正義 福岡 4 9   4500 山田康二 佐賀 12
3942 寺田 祥 山口 3 8   4504 前田将太 福岡 3 7
4296 岡崎恭裕 福岡 12   4831 羽野直也 福岡 12
4371 西山貴浩 福岡 5 9            
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