【クローズアップ】羽野諒 一歩ずつ前へ【芦屋】7Rに出走
堅実に一歩目を進んだ。羽野諒(25)=福岡=は初日の2走を2、4着と白星奪取こそならなかったが、着実にポイントを加算。「地元は気合が空回りして事故が多いので、まずは無事故で走れたことが収穫」。当地のフレッシュルーキーとしてきっちり仕事を果たした。
機力も上々。手にした11号機は下位ランクのエンジンだが、「合えば回り足はいい。数字以上はある」と実戦足には手応え十分。前々回に施された整備にセットされた良艇効果も実感。想定外の気配の良さに〝気力〟も上昇一途だ。
今期(11月)は現在勝率5・75と初のA級昇格へ好調な滑り出し。121期の養成所時代に7点勝率をマークした逸材が、ようやく〝前進〟仕様としている。「レースをシンプルに考えてできるようになってきました。今まではあれやこれやと考えすぎていた。今期こそA級に上がりたい」
同時開催のグランプリでは、「自分のレース以上に緊張して見ています」と兄・直也の奮闘を手に汗握って応援。もちろん、自らのモチベーションにも変えている。「いつか一緒にあの舞台に出たい。少しずつでも前に進めるように頑張ります」。一歩ずつ前へ。まずはルーキー戦で結果を残して、確固たる位置を確立させる。(森 大輔)