コンバット満さん 原田幸哉に託す SGグランプリ 【大村】

ボートレース発祥の地・大村ボート(長崎県大村市)で初めて開催されている今年のボート界ナンバーワンを決めるSG「第37回グランプリ(GP)」(優勝賞金1億円)は18日、いよいよ大一番の優勝戦が行われる。その頂上決戦の予想に、九州の人間なら誰もがその名前を知る地元芸人コンバット満さんが挑戦。幼少の頃からボートに慣れ親しみ、自らの番組でもたびたび“ボート愛”を公言してきた“ボートレース大好き芸人”でもあるコンバット満さんが熱い思いを託すのは、もちろん九州代表の原田幸哉。悲願のGP初制覇でボート界の“新しい景色”を見るぞ! (取材・構成=森 大輔)
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西日本スポーツの読者の皆さん、今回のグランプリを予想させていただくことになりましたコンバット満です、よろしくお願いします。いやぁ、西スポさんの1面を華ちゃん(博多華丸)ならまだしも、僕なんかが飾るなんていまだに信じられません。僕がSGを取ったようなもんです。何度も聞きますけど、本当にこんなローカル芸人でいいんですか? 今ならまだ変えられますよ(笑)。
若手芸人の時代から、「冠番組を持つこと」、「新聞の1面を飾ること」が夢だったんです。以前UFOで有名な他紙の1面に“コンバット満 詐欺”って載ったことはあります。それはどうも関東で僕の名前を使った詐欺が横行していたみたいで(笑)。今度は“正当に”いい意味で胸を張って1面を飾ったって言えるので、これでどちらの夢もかなえさせてもらえました。本当にありがとうございます。
僕がボートが好きになったきっかけは父親の影響。子供の頃、「遊園地に行こう」って連れて行かれていたのが浜名湖ボート。こういうのが遊園地なんやなってだまされていましたね。ただ、やっぱりボートと縁があるのか、芸名の通りに僕は自衛隊出身ですが、配属先が浜松と芦屋。だから休みの日はずっと浜名湖や芦屋に行っていました。僕の人生はボートと切っても切り離せないみたいです。
九州の芸人として応援したいのはやっぱり地元九州勢。最後に残った原田幸哉さんは、以前僕がロケをしていた時に偶然後ろを通りかかって、ロケ中なのに僕から声をかけてしまったことがあるんですよ。それでも気さくに応えてくれて。当然、九州の芸人として応援するしかないでしょう! それに同じ自衛隊出身として片岡雅裕選手も絡めないわけにはいかないですよね。(2)を頭固定で(1)(5)(6)の2、3着BOXで片岡さん絡みを厚めに勝負します。
グランプリで覚えているのは、やっぱり植木通彦さんと中道善博さんのデッドヒート(第10回大会)。とにかく最後まで手に汗握る熱いレースだったし、あんなレースをもう一回見てみたいな~。
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◆コンバット満(こんばっと・まん)1969年8月14日生まれの53歳。静岡県島田市出身。福岡吉本の1期生として博多華丸・大吉、カンニング竹山らとともに芸能界にデビュー。福岡の超人気番組だった『ドォーモ』のMCを務め、スポーツ番組、ラジオ等、活躍は多岐に渡る。今年3月に福岡吉本を退社。4月からフリー。174センチ、A型。