ボートレース

【若松(ナイター)一般】有賀達也 記念で得た落ち着き

一期でA1に返り咲いた有賀達也

 「今節はよく頑張っている方じゃないかな」と本音をこぼしたのは有賀達也。というのも相棒の34号機の2連対率は全62基でワーストの19%だから。予選はオール3連対で切り抜けたものの、4日目11Rの1号艇はトップ通過の松村敏の強攻を浴びて4着に敗れた。「力強さがなくて前に進んでいない。今節が低調機シリーズじゃなかったら、だいぶ苦戦していたのでは」と酷評するのだから敗戦を責めることはできない。
 本人の近年は2022年前期からA1とA2を繰り返し。2023年後期(今年7~12月)は再びA1での戦いが始まった。「A1になって記念に出始めた頃はフワフワしていたが、今は地に足をつけて仕事ができている」とトップ戦線で得た経験が実りになっている。今節を含めた一般戦を4節挟んだ後は、10カ月ぶりの周年(福岡、10月)もやってくる。「浮足立たないようにやっていく」。まずは今節、原田幸哉、菊地孝平、中島孝平らの名だたる名手と一緒に、頂上決戦まで駆け上がりたい。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena