【津・PG1レディースC】深川麻奈美 大外から2着は白星並みの快ターン
初日の郷土勢は白星なし。唯一、1号艇に組まれた6Rの日高逸子が2着にとどまったことが痛かった。
ただその代わり、白星に匹敵するぐらいの快ターンも見られた。4R、枠なり6コースから2着まで届かせた深川麻奈美だ。好ターンをたたえると、本人は「え?そんなに良かったですか?」と平然としたものだったが、行き過ぎずにしっかり舟を返したまくり差しはお見事。イン逃げの決着だったが、3連単万舟券という好配当にも大いに貢献した。

前検にイマイチだった機力も改善。「だらーっとしていたのが、メリハリが出た感じ。ギアケースの整備が正解でした」。展開の味方があったとはいえ、そこを突けるだけの素地も整っていた。
3年ぶりの出場にも気負いはない。「数字や成績を気にするより、やることをやって結果がどうなるか。今はそういうスタンスです」。自らの持ち味を発揮するにはそれが一番だと、これまでの経験則から導き出した仕事への向き合い方だ。2日目は勝機の大きい1枠が巡ってきたが、決して力まず、自然体で白星を目指す。
9年ぶり出場の犬童千秋は、3コースからまくって2着。4コースに差されはしたが、インをツケマイで抜き去っており、こちらも白星に匹敵する好走だった。「1走目にしては合わせられた。Sは落として正解」。それでタイミングは06。Fの危機を的確な判断で回避した。

小芦るり華も2、5枠で3着2本なら上々の滑り出し。「前半はターン回りの進み方が良くなかったけど、後半は良くなった」と、同じ3着でも気配は上向きだ。低実績機にも「ペラ調整に反応があるから大丈夫」と頼もしい一言。各地で快速に仕立てている自分のペラ調整を信じて、さらに機力の上積みを目指す。

九州・山口勢の出番 | ||||||||||
登番 | 選手名 | 支部 | 出番 | 出番 | 登番 | 選手名 | 支部 | 出番 | 出番 | |
3188 | 日高 逸子 | 福岡 | - | 8 | 4447 | 深川麻奈美 | 長崎 | 6 | - | |
4017 | 向井 美鈴 | 山口 | 4 | 12 | 4499 | 滝川真由子 | 長崎 | 3 | - | |
4347 | 魚谷 香織 | 福岡 | 5 | 12 | 4590 | 渡邉 優美 | 福岡 | 4 | 11 | |
4349 | 犬童 千秋 | 福岡 | 2 | - | 4938 | 小芦るり華 | 佐賀 | - | 7 | |
4433 | 川野 芽唯 | 福岡 | - | 9 | 5163 | 清水 愛海 | 山口 | - | 7 |