ボートレース

【津・PG1レディースC】今井裕梨 13年挑んだG1初勝利に「長かった・・・」

G1初1着の水神祭で水面に投げ込まれる今井裕梨

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 初日10R、今井裕梨がG1初勝利を挙げて「長かったです。決まり手は恵まれだけどうれしい」。ようやくたどり着いた待望の白星の味をしみじみとかみしめた。

 初めてのG1出場が2010年3月の第25回レディースチャンピオン。翌年の24回大会にも出場したが、「2着までしか取れなかったのでずっと悔しくて・・・」。さらに今年2月には関東地区選にも出場したが、そこでも2着が最高成績だった。

 大会出場は実に13大会ぶり。それなのに「前節、Fをしちゃった。何をしているんだろう」。晴れ舞台の直前の失態に、自責の念を抱えながらの参戦だったが、いきなり初勝利が転がり込むのだから勝負事は分からない。「Sはアジャストした」。インがプラス01だったのに対して、冷静に05で踏みとどまれたのは、前節の失敗が生きたと言えるかもしれない。

 2日目は6、4枠。3日目以降に1、2、5枠が残るということは、ここで踏ん張れるかが予選突破への鍵。晴れ晴れした気持ちに乗って、再び展開を引き寄せる。

 ▼1R 今井は6枠だが、5枠がF2の永井なので、実際のコースほど遠い位置ではない。13-6=134。
 ▼6R 今井には印が回りづらい番組構成だが、接戦ムードで軽視はできない。23-4=1236。

今井裕梨(前列中央)のG1初1着を祝福する(後列左から)櫻本あゆみ、松本晶恵、岩崎芳美と(前列左から)長嶋万記、今井、香川素子

 

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