【大村(ナイター)一般】中島昂章 サクセスストーリーなるか
お隣の佐賀から唯一勝ち上がった。準優9Rの5号艇だった中島昂章は、枠なり5コースから2周1Mで樋口亮に舟を並べると、同2Mで並走に持ち込んできた中嶋誠一郎を3周1Mで抜き去る大接戦を制して2着に入線。準優前は大慌てでペラ調整に取りかかっていたが「乗りやすくてレースができたし、ターンの出口の押しがきていた。走りだせば伸びも悪くなかった」と勝負どころに調整を間に合わせて優出を呼び込んだ。
今年は6月びわこ以来の4回目の優出切符で、通算ではちょうど10回目になった。A2キープも続く安定株は「前走地の江戸川でFを切ってしまったが、リズムはいいのかもしれません」と足かせを意に介さない。V戦は6コースと遠いが、乗ってしまえば何があるかは分からない。デビュー初Vが値千金の大金星ならサクセスストーリーだ。
