【若松(ナイター)一般】高倉和士 準Vばかりを脱却へ

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
2022年の最多V(10回)男に待ったをかけた。高倉和士は準優最後のカードの11Rで枠なり4コースから01の弾丸Sを叩き込み、予選トップのイン新開航をまくり差しでぶった切り。「今節はタイミングやリズムがかみ合っていなかったが、準優の1Mは入れた」とここ一番で必殺技を繰り出した。
今年は7回の優出で1、2号艇のVが1回ずつ。勝負強さや安定感に陰りはないが、4回が準Vというのがもどかしいところ。「キャリーボディーを換えてから体感は良くなっている。質がいいSを踏み込みたい」。準優の一つ内の3号艇で決定機をつくるかに注目だ。
▼12R 羽野は次走にSGメモリアルを控える身で早いSはご法度。新開と高倉のセット券。4=3―全。
▼11R 準優の奈須は機力が完調だっただけに、S遅れを悔やむばかり。今度は自らが攻める。4―1=235。