【芦屋（モーニング）一般】乙藤智史　パンチ力は随一

　見事減点をはね返した。乙藤智史は開幕戦を幸先よく白星で滑り出したものの、１１Ｒに不良航法で手痛い減点１０を喫して、得点率は２９位タイまで後退。予選最終日の２走は６、３枠からと決して有利な条件ではなかったが、連勝を挙げてきっちり準優に乗り込んできた。
　「パンチがありますね。出足も伸びもいいし、掛かりも良くなった。ピット離れの不安もなくなって全部いい」と機力には太鼓判。インでまくられた是澤孝宏も「それにしても乙藤は出ていた」と舌を巻くほどだ。
　準優の枠番は“４”。パンチ力は随一で、予選をクリアした勢いに乗って一撃を見舞う。
　▼１０Ｒ　乙藤が気迫のスリット攻勢を仕掛ける。４―１２６―１２６。
　▼９Ｒ　森林が果敢な攻めに出る。１＝６―２３４。