【若松(ナイター)一般】枝尾賢 近況の勝負強さ満点

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
連敗は止まらなかった。準優1号艇は2連敗中だった枝尾賢は、準優9Rに1号艇で臨み2着。優出権利こそ死守したが、連敗が「3」に伸びて唇をかむばかり。「準優では全体的に足負けしていた。ターンで前に押さないし、電気を換えたが直線も上積みはなかった」。頼りないパワーに足を引っ張られた。
ただそんな機力でも、準優1号艇を獲得するだけのポイントを稼いだのは手腕のなせる業。直近5節で4優出(うち2V)だった勝負強さもあったからこそ、たとえ勝てなくても優出切符は手放さなかった。
今節を振り返れば「2日目は乗り心地が良かった」と、全く見どころのないエンジンでは全くない。その状態を取り戻し、ターン勝負に出る。
▼12R 機力は橋本と榎が優勢だが、ほか4人は横一線。枝尾は伸びが上昇した榎を攻め役に活路を開く。4―123―1235。
▼10R 大賀は本人の感触以上に足色は軽快。差し切りに期待。4―1=35。