ボートレース

【福岡(サマータイム)SGメモリアル】羽野直也 地元でSG連続Vへ

ポーズを取り写真に納まる羽野直也(後列左)ら地元福岡支部の選手たち

 九州・山口の郷土勢からは、総勢15人が参戦。今節、最も注目が集まるのは羽野直也。先月の児島のオーシャンカップで、SG初Vを挙げたのは記憶に新しい。「SGを勝てたけど、精神的には大きくは変わっていないですね。変わっているのかもしれませんけど」。地元SGを前にしても冗談交じりに話す姿には、間違いなく精神的な余裕が見て取れる。
 ただ意外なことに、ここ福岡での優勝はまだ一度もない。それでも「走るたびにイメージが良くなっている。優勝できていないのは巡り合わせだけだと思う」と相性の悪さという点は一切否定。手にした相棒にも「悪い部分は見当たらなかった。機歴を見る限り、思ったより良さそう」と確かな手応えも得ている。地元SGでいえば5月の芦屋オールスターは、出場権すら手放す苦い思いを残す。地元の雪辱は〝地元〟で。最高の結果で挽回を期す。

抜群機を手にした桑原悠

 エンジン面で注目を集めたのは桑原悠。当地で近況うなぎ上りの評価の61号機をゲット。「残りものに福がありましたね」と52番目の抽選で手にした抜群機に表情は明るい。「引くときにも『おおっ』と声が出てましたしね」と注目の的なのは重々承知。それでも「絶対いいエンジンだと分かっているし、緊張するけど楽しみたい」。プレッシャー以上に、久々のSGへの期待感が上回る。「特徴といえば、回った後の足がいいですね」と手応えもばっちり。2年間のブランクを一気に埋めるべく活躍に燃えている。

「前検としては合格」と機力にOKサインの原田幸哉


 そんな長崎支部の後輩に引かれるように原田幸哉も前検好感触。「悪い感じはなかったし、前検としては合格」と早くも機力にOKサインを出した。長崎コンビが大暴れの予感を醸し出している。

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