【福岡(サマータイム)SGメモリアル】〝復帰戦〟メンバーがいきなり躍動
〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
SG〝復帰戦〟の面々がいきなり躍動した。初日2Rは山口剛が差して白星を飾れば、4Rでは丸野一樹がこちらも差して勝利。ともに約8カ月のSGとのブランクをみじんも感じさせない走りを披露した。
「長かったですね」としみじみ語ったのは丸野。「腕はさびていると思います」と久々の大舞台に自らの不安も打ち明けた。ただ「ペラを叩いて自分の好きな感じだった。ターン回りはいいですね」と機力面に不安はなし。「一走一走、雰囲気を楽しみたい」。昨年のグランプリ戦士が、持ち前のスピードターンで存在感を再アピールする。
▼8R 丸野が回り足を武器にまくり差しをねじ込む。5―123―123。
▼11R 機力にかなりの手応えを得ている茅原は、6コースからでも狙える足。突き抜けて6―12―1245。