【下関(ナイター)一般】「チャンスはある」原田篤志が2019年以来の当地Vへ
地元の意地を見せた。今年に入って今節で9度目の当地参戦の原田篤志が、準優はカド4コースからコンマ12の好Sを決めてスリット後に伸ばすと、鋭い差しハンドルで2着を確保。「直線はいいし、回り足も悪くない。バランスが取れて中堅上位はあります」。機力の良さを生かしたレース内容で、第二関門を突破してみせた。
前検から手応えは良かった。上昇中の35号機を引き当てて「今節はやれそうです」。その言葉通りに初日は唯一の連勝発進。ただ、2日目からは「自分の失敗で調整に苦しんだ」と何度も取りこぼし、予選順位は平凡な10位。そんな停滞ムードも覆した。
優勝戦は5号艇でダッシュ戦が濃厚。「展開を突ける足はあるしチャンスはある」。2019年1月以来となる当地Vへ、準優同様に気迫のスリットを決める。