【福岡(サマータイム)SGメモリアル】磯部誠 冷静に反撃だ
「差さったと思ったんですけど」と冷静にレースを振り返ったのは磯部誠。その2日目8Rは、BSで舟を並べて首位争いに持ち込みながらも2Mで大きく膨れて2着。今節初白星が寸前に見えていただけに悔しい結果となった。それでも「出足が良くなかったですね。ニードル調整も良くなかった」と敗因もしっかりと分析する。「真っすぐはいいけど、伸びに寄り過ぎていますね。バランスを取りたい」ときっちり方向性も見据える。「ばっちり合ったら不安はないです」。平成生まれで初のSGタイトルを手にした男が、静かに反撃に燃えている。
▼11R 茅原はS次第ではジカまくりまで。強気に攻める山口とまくり合戦の展開も。1Mがもつれれば磯部に差し場。6=23―全。
▼12R 山田は調整が合えば展開を突ける足はある。岡崎が強気に攻めそうなここは最内を突いて2着まで浮上。13―6―全。