ボートレース

【からつ(モーニング)一般】中村魁生 師弟でピンチ脱出だ

真摯に調整に励む中村魁生

<西スポからつ番記者・中野諒の狙い目>
 大阪期待のホープがいきなりの大ピンチに陥った。24日の初日は8R1回走りだった中村魁生は、3コースからコンマ71というまさかのドカ遅れ。「起こしを完全に失敗した」。新エンジンの鈍さを割り引いてもあまりにも大きな失敗。何とか追い上げて6着は免れたが、それでも5着が精いっぱい。準優進出戦入りへ、2日目が早くも正念場だ。 

 師匠は石野貴之。SG2桁Vを誇る大選手から日々、レースの心得などの指導受ける。指導を受ける場所はゴルフ場だという。ゴルフもボートレースと共通したメンタルスポーツの一面があり、格好の指導場所と言えるかもしれない。 

 その師匠は、からつより2日早く始まった福岡のSGメモリアルに出走中。3日目を終えて5走27点。4日目に1着でやっと6.17とこちらも崖っぷち。

 師弟そろって土壇場の強さを発揮して、このピンチを脱してみせる。

 ▼3R 中辻が攻めれば中村に展開が向く。アタマまで突き抜けて。  4-3=12。
 ▼8R 中村が絶好枠。この勝機を逃すまいと全速Sを決めて逃げ切る。1―235―235。

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