【若松(ナイター)一般】堀本翔太 置いて行かれるわけにいかない

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
4日目は正念場の一日だ。堀本翔太が2日目に続いて1回走りだった3日目6Rは、ダイヤの原石の石本裕武に先頭争いで敗れて「石本君が絶品ターンでした」と脱帽するしかなかったが、枠なり2コースから2着。予選最終日の2走で18点を獲得なら準優の目安の6.00に届く位置に踏みとどまった。
父は80期で現役の堀本裕也だが師弟関係ではなく、117期の吉田裕平に面倒を見てもらっているという。「裕平さんには自分から教えをもらいにいくんですが、具体的にではなく『今の敗因はSやな』くらいしか返ってこなくて」と苦笑いする。ただ「教えをもらえるだけのレースができていないということで、自分がふがいない」と原因は分かっている。
愛知支部はその裕平と凌太朗の吉田兄弟を筆頭に、今節もいる篤哉が長男の前田兄弟らをそろえる有望株の宝庫だ。「置いて行かれないよう、必死に頑張る」。ルーキーシリーズ初めての準優入りで有言実行だ。
▼1R 堀本が今度は白星で9Rに弾みをつける。2―1=36。
▼9R 好メンバーが居並ぶ構成。西岡が鮮やかなまくり差しを繰り出す。3―1=245。