【福岡(サマータイム)SGメモリアル】郷土勢は大挙8人が準優へ
郷土勢では原田幸哉、寺田祥、桑原悠、宮地元輝、羽野直也、西山貴浩、大峯豊、篠崎元志の大挙8人が第一関門を突破し準優勝戦に進出した。

準優入り一番乗りを果たしたのが山口支部のエース寺田だ。「特訓で悪い感じがなかったので3日目のまま行った」と感触も上々。予選ラストの5Rで4コースカドからコンマ08のトップSを決め、真骨頂の豪快まくりで今節初白星を挙げると同時に予選突破を確実なものにした。「出ていくような感じはないけど、出ていかれることは確実にないし、余裕がありますね」。メモリアルは2017年若松、20年下関で優勝し2Vと好相性。「5日目も頑張ります」。寡黙な男が内に闘志を燃やす。

寺田に続いたのが長崎のエース原田だ。インからコンマ06の快ショットを決めて押し切り、得点率も7.20まで上昇させ準優1枠をモノにした。「舟足は自分の中では上位」と機力も良好。一昨年蒲郡大会の覇者が2年ぶりのメモリアルVへ第二関門も突破する。

地元福岡勢では西山貴浩が9Rで2着を確保し準優入りを果たした。「Sはぶち込む気でいるので、準優も目いっぱい踏み込む。ペラも進入を考えていろいろ試す。口だけの選手とは思われたくないので、そろそろ結果を残したい。Sから何から勝負に出るつもり」と気合パンパンだ。
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勝てば準優1枠を手にできた羽野直也は2周2Mで舟がばたつき4着。ただ、序盤の貯金を生かして予選9位で突破した。「舟足は4日目が一番感触が良かったです。ただ、準優に入ると普通くらいと思う。地元なので乗り心地を捨ててでも足を求めてみます」。舟足重視の調整でSG2連続優出を目指す。