ボートレース

【からつ(モーニング)一般】野末智一 展示のタイムで答え合わせ

活躍の期待度が上がる条件を話した野末智一

 <西スポからつ番記者・中野諒の狙い目>
 「展示のタイムを教えてください」。野末智一は、展示航走で計測する4種のタイム(展示、一周、まわり足、直線)と、実際のレースの体感を照らし合わせながらレースを振り返る。あえてレース前には確認せず、先入観を持たずに走り終えた後にタイムを確認して、答え合わせをしているようだ。そのため、私は必ず展示のタイムを携えてインタビューをしている。

 最も大事にするタイムを聞くと、「回った後の直線タイムを重視しています」と回答。本人いわく、Sでバチッと決めて豪快に攻めるタイプではないから、Sの行き足、ターン後の行き足を重視しているそうだ。

 今節は展示タイムがパッとしないが、「いつも展示タイムが出ない」と話し、「タイムが出ていたら、エンジンが完全に仕上がったと思ってください」と苦笑い。活躍の期待度が上がる条件を教えてくれた。野末が展示一番時計なら本当にエンジンがいい証拠だ。積極的に舟券に絡めれば穴にありつけるかもしれない。

 ▼3R 野末は中島が強攻策なら展開は絶好で、2、3着争いに食い込める。1―4=235。

 ▼7R 野末がSを奮発して、初日以来のイン逃げを決める。1―234―234。

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