ボートレース

【ボート王国九州・山口!】山口支部勢そろって奮闘 【住之江】

オール2連対の清水愛海(右)は先輩・佐々木裕美の出迎えに笑顔で応える
オール2連対の清水愛海(右)は先輩・佐々木裕美の出迎えに笑顔で応える

 初日は新鋭・清水愛海の活躍だけが際立った山口支部勢だが、2日目は3人そろって奮闘。初日は6着だった片岡恵里が3着2本で巻き返しに成功すれば、5、6着だった佐々木裕美も2コースからジカまくりの力業で3着に入り、少しだけ挽回。2、1着だった清水愛はこの日も2着。好調をキープする。

 片岡は低調を脱出し、そのまま成績に結び付けた。「普通ぐらいにはなった。特徴はないので、もう少しずつ良くしたい」。この調子でさらなる上積みへ。佐々木はぐいっと出る力強い行き足を披露。「ペラを普通の形にしても伸びは良さそうだった。エンジンがいいんでしょうね」。確かな素性に自信を深めた。清水愛はこの日も反省の弁で「ペラ調整を失敗してしまった。合えばいいと思うのでペラ調整をする」。好成績にも一切の慢心がない。

 九州勢は、ドリーム組の渡辺優美が前半6R、5コースから今節初勝利という価値ある走りに「初日より断然良くなっている。乗り心地がすごく良かった」とにっこり。インだった後半12Rは、ジカまくりを浴びての4着に「Sで遅れたのは自分のメンタルの問題。申し訳ないです」と大きな期待に応えられずに平謝り。それでも「切り替えます」と精神制御はできている。白星量産中の近況の爆発力なら、上位通過の可能性はまだまだ十分だ。

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