【芦屋ボート(モーニング)一般】星野政彦 再び魅せる巧みの技
今節、星野政彦が手にした19号機の勝率は6割で、2連対率も52%と他と比べても素性はいい。ただ「エンジンは悪くないけど、52%の足ではない」と機力の引き出しに苦戦する。
後半レースは4コースのカド戦でコンマ07のSを切ったが、コンマ06でトップSの里岡右貴にまくられ5着に終わった。取材中にぽつりと「情けない」と漏らした顔がさみしげに感じた。ただまだできることがあると前を向く。「ペラを調整します」と翌日のレースへ挑む。
今でこそB級選手だが、1990年頃から2010年頃までは毎年SGの舞台で活躍していたベテラン選手だ。素性のいいエンジンと、持ち前の巧みな技がある星野を舟券に絡めて狙いたい。
▼6R 3コースから小野まくりに出ることを想定した藤森が追走。流れて空いた差し場を星野が突く。23=5―6。