【ボート王国九州・山口!】優美&日高 DR組の面目躍如 【住之江】
ドリーム2号艇の面目躍如。渡辺優美が得点率3位と上位での予選通過を果たした。予選中盤は得点を稼げなかったが、4日目は持ち前の旋回力を発揮し、5、1枠で2、1着の固め打ち。「準優1号艇が取れたのはデカい。エンジンは3日目からいい感覚なので、あとは自分の集中力とメンタル」。自らに打ち勝ち、優出を決める。
ドリーム3号艇の日高逸子も予選は順当に通過して「良かった」とうれし泣きのポーズ。「みんなの助言で乗り心地がつきました。Sが早くて危ないので冷静に行きます」。ベテランらしく泰然自若の構えで、優出切符をたぐり寄せる。
3日目まで首位だった清水愛海は、予選ラストの1号艇で3着。トップ通過はならなかったが、キャリア2年でこの舞台に立ったのも驚異的なら、2位での予選突破も驚異。初めて準優1号艇をつかんだ勢いで優出へ。
郷土勢はもう一人、犬童千秋が準優入り。最終走は必死に追い上げたが4着が精いっぱいで「1Mの判断の切り替えが遅くて失敗。3着条件と思っていたので駄目かなと…」。そこに吉報が届いて「よしっ」と気合を再注入。枠番はこの日と同じ5。反省を糧に、今度は2着以上をつかむ。